青森、兵庫に続いて群馬でも!! 免許課職員の勘違いで欠格者に誤交付

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群馬県警は13日、本来なら免許を交付される資格がない欠格期間中であるにも関わらず、改正された道路交通法の解釈を誤り、無資格だった9人に免許証を誤交付していたミスを認め、これを公表した。同様のミスは青森、兵庫でも起きており、群馬は3番目。

これは兵庫などで誤交付が明らかになったため、群馬県警でも内部調査を行ったが、その結果として発覚したという。1999年7月から今年2月末日までの間、受験資格の有無などを確認してきた人に対し、県警運転免許課(総合交通センター)の職員が、道路交通法で定められた欠格期間を勘違いし、1998年4月以前の欠格期間で事務処理を行ってしまった。このため、本来なら免許の交付が認められない9人に対して免許を発行してしまった。

さらに「もう一度教習所に通わないと取得できない」と、誤った案内をされ、実際に教習所に通って免許の再取得を行った人が4人もいることがわかり、県警では誤交付した9人に対して「現在使用中の免許を無効にすることは負担が大きい」として、免許を有効化する決定を行った。また、職員の勘違いで教習所に入所した人については、その費用を弁済する方向で検討しているという。

県警では「単純なミスが発覚せず、しかも職員の勘違いがさらにそれを悪化させてしまった。誤交付された9人には安全運転をお願いするのみ」とコメントしている。

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《石田真一》

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