「飲酒運転しないという自信が無い」茨城県警の警官が退職

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茨城県警監察課は13日、酒酔い状態であることを自覚しながらクルマを運転したとして、下館署警務課に勤務する56歳の巡査部長に対し、減給100分の10を3カ月とする懲戒処分を言い渡した。しかし、この巡査部長は同日付けで依願退職している。

監察課の調べによると、この巡査部長は今年2月15日未明、前日の午後7時ごろから自宅と、その近所にあるスナックでビールや焼酎などを飲み続け、酒酔い状態であることを自覚していたにも関わらず、自宅に戻った後にメモ帳を店に置き忘れたことに気がつき、自分のクルマを運転して往復3kmの距離で飲酒運転を行った疑い。

県警が2月末に行った内部調査で、この巡査部長が恒常的に飲酒運転を繰り返していたことが発覚。監察課でこの巡査部長から聞き取り調査を行うなどして、詳しい状況を調べていた。

その調査の過程で、巡査部長が飲酒運転を認めたため、県警では容疑が明らかになっている2月15日の件について処分を行うことを決めたが、この巡査部長は「今後も飲酒運転をやらない、と言い切れる自信がない」として、依願退職を申し出たという。

《石田真一》

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