「AT限定免許を導入すればバイクは売れる!!」自工会が警察庁に働きかけ

自動車 社会 社会

日本自動車工業会は15日、二輪車のオートマチック(AT)車限定免許の導入を求める要望書を警察庁に提出したと発表した。大型スクーターの登場により、AT二輪の需要が年々高まっているため、四輪同様AT限定免許制度の創設を目指す。

スクーターなどクラッチ操作がいらないAT二輪車(排気量51cc以上)の国内出荷台数は全体の50%を占めている。最近は排気量400cc以上の大型スクーターも登場し、ビジネスユースなど新たな需要層を掘り起こしつつある。

こうした市場動向を背景に自工会はAT限定二輪免許の必要性について、今年2月にインターネットを使った調査を実施。普通二輪車・大型自動二輪車免許を持っていない人を対象にAT限定免許が必要かどうかを聞いた。調査結果によると、回答者の1割が「大変必要である」、5割弱が「必要である」と答え、全体の半数以上がAT限定免許はあった方がいいと考えていることがわかった。

国内二輪市場は50ccスクーターが全盛だった1980年代に比べると大幅に縮小している。AT限定免許が認められれば二輪免許が取得しやすくなり、それだけスクーターの利用人口が増えると見られ市場活性化への期待もかかる。

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  2. スクーターに求めるのは日常か、非日常か? “個性つよつよ”な2台、ヤマハ『NMAX155』とホンダ『ADV160』を徹底比較!
  3. 話題の日産の新型セダン『N7』がお目見え! 日本導入に期待せざるを得ない…ジャパンモビリティショー2025
  4. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  5. MASERATI 111th “永続する美と走り”をいま、あなたの週末へ。PR
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る