トヨタファイナンシャルサービスの日米の金融子会社は、個人投資家向けの社債を同時に発行すると発表した。トヨタファイナンスが国内普通社債、アメリカのトヨタモータークレジットコーポレーションが米ドル建て社債を発行、両方とも日本で売り出す。
両社債とも格付けはトヨタ自動車と同等となる見通しで、販売は野村證券とトヨタファイナンシャルサービス証券が、コールセンターとインターネットで販売する。資金調達手段の多様化を図るのが狙い。
国内普通社債は利回りが0.2〜0.5%で、償還が2005年4月(期間3年)。申し込み単位は50万円、100万円で、100〜200億円分を発行する。申し込み期間は4月4日から25日まで。また、米ドル社債は、期間3年で利回りは3.5〜4.3%。1000ドル単位で、総額1億ドル以上発行する予定。こちらの募集期間は4月18日から24日まで。
社債購入者には、F1観戦チケットや旅行券が当たる抽選を実施する予定で、これらをエサに個人投資家を集める作戦か?