【春闘2002】日産ディーゼル、5年連続ベアゼロ……同じグループでも

自動車 ビジネス 企業動向

日産ディーゼル工業の春闘は5年連続のベアゼロを経営側が回答した。日産自動車がベア1000円となったのにくらべ同じグループでも業績差が鮮明になった。

日産ディーゼルの賃上げは定昇のみの平均5100円、年間一時金は83万5000円(2.6カ月分)で決着した。昨年実績にくらべると賃上げ率は1.74%から1.63%に低下、一時金も昨年実績の100万円から16万5000円下がった。

日デの大株主である日産はゴーン社長の一声で要求満額のベア1000円で決着した。日産は経営再建策が順調に進み業績が急回復している。これに対し日産ディーゼルはトラック市場の回復の遅れから当面厳しい業績が続く見こみ。

業績が厳しいトラックメーカーは昨年、日野自動車がトヨタから蛇川忠暉新社長を迎え改革に乗り出している。日デはボルボが出資を断念したとも伝えられており、6月に日産から送りこまれる新社長の手腕に期待がかかる。

《編集部》

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