【新型『レンジローバー』上陸】BMWの心臓か、フォードの心臓か

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【新型『レンジローバー』上陸】BMWの心臓か、フォードの心臓か
【新型『レンジローバー』上陸】BMWの心臓か、フォードの心臓か 全 2 枚 拡大写真

『レンジローバー』が開発された時期は、ランドローバーがBMWからフォードグループへ売却される時期と重なっているが、開発はBMWが全面的に担当したとのことだ。

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「フォードへと売却されるときの契約で、レンジローバーの開発責任はBMWが負う、ということになりました」と森川修ディレクターは語る。つまり今回のレンジローバーは、フォードグループのプレミアムブランド、ランドローバーから発売されるBMW開発のクルマ、ということになる。

搭載される4.4リットルV8エンジンはもちろんBMW製。レンジローバーに搭載するにあたり、さまざまな加工が加えられた。「防水のためのシーリング加工や、45度の傾斜地での耐久テストに加え、水、油、パイピングなど、あらゆる側面から最適化を図っています」とのことだ。

ちなみにこのエンジンは現在、ランドローバーがBMWから購入する形になっており、森川ディレクターは「いますぐに、というほど簡単なことではないが、将来的にフォード製エンジンに換装されることもあり得る」と語る。

BMWの心臓か、フォードの心臓か、こだわる向きにとってはかなりの違いだろう。そもそも、BMWエンジン搭載のレンジローバーは事実上この代かぎりとなる。そう考えれば、700万円台からのプライスタグがぐっと身近に感じられはしまいか。

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