スピード違反常習は教育者として不適格---青森で処分

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青森県教育庁と県教育委員会は2日、恒常的にスピード違反を繰り返し、警察による検挙歴もある34歳の中学校教諭を3月26日付けで懲戒免職処分にしていたことを明らかにした。速度違反による検挙を勤務先の学校に報告しておらず、免許取り消し後も速度違反を重ねるなど常習性が高いことがその理由。

教育庁などの調べによると、この教諭は2000年12月、東北自動車道で50km/hオーバーの速度違反を起こしたところを警戒中の青森県警高速隊に発見され、免許停止の処分を受けた。しかし、その後もクルマの運転を続け、2001年6月には再び速度違反で検挙されている。免許停止期間中の運転だったため、警察でも「悪質」と判断し、免許取り消しの処分とした。が、それでもこの教諭はクルマの運転を止めず、同年11月には無免許運転での摘発も受けていたとされる。

しかし、自分の勤務する学校に対してはこの事実を報告せず、通勤にもクルマを使用していた。こうした行為を教育庁でも「極めて悪質」と判断。教育者としては不適格であるとして懲戒免職処分を言い渡した。

《石田真一》

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