車内で焼酎を飲んでから運転---悪質トラックドライバーを危険運転罪で起訴

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長野地検は1日、飲酒運転を行って2名を死傷させた55歳の男を、危険運転致死傷と道路交通法違反(ひき逃げ)の罪で長野地裁松本支部に起訴したことを明らかにした。同罪の適用は長野県内では初めてだという。

起訴事案となった事故は今年3月10日の夜、山形村の県道で発生している。被告男性は自分の所有するトラック車内で焼酎600ミリリットルを飲み、その1時間30分後に「酔いは醒めた」と自己判断し、このトラックを運転して自宅に戻ろうとした。

ところが途中で道を誤り、戻ろうと慌てた際に道路左側を歩いていた2人の男性をはね、うち1名は即死、もう1人が胸の骨などを折る重傷を負わせた。事故後、この男は逃走することを思いついたが、飲酒による酩酊状態であったため民家の壁に激突するという事故を起こし、結局は警察に検挙されている。

検察では車内で飲酒をしていることや、摂取したアルコール量が過大であること、事故後に逃走しようと試みたことなどを悪質と判断し、危険運転致死・致傷罪の適用を決めた。

《石田真一》

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