スズキ、環境の経済効果は10億円---レポートで明らかに

エコカー 燃費

スズキは8日、2001年版の環境レポートを発行した。それによると同社の2000年度の環境コストは173億円、経済効果は10億円と試算された。

レポートによると2000年度の環境保全コストは、1999年度の150億7000万円から173億円に増えた。主に燃料電池車など将来技術の開発投資が117億円から140億円に増えた。これに対し工場・事業所での省エネ活動によるエネルギー費用削減額は3億4000万円にのぼり、1999年と比較した場合、2億円増加した。また、材料費の節約などによる省資源費用削減額は6億1000万円と5億8000万円増加し、合計で10億円の費用削減効果があった。

スズキの鈴木修会長は、工場などでの徹底したコスト節減で自動車業界でも有名。部品コストの削減だけでなく環境保全の分野でも地道に成果をあげている。

《編集部》

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