【新聞ウォッチ】嬉し悲しや……三菱自工がGW最長の14連休

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気になるニュース・気になる内幕——今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2002年4月9日付

●ガソリン値上がりか、イラクが輸出停止、国際原油相場が高騰(読売・10面)

●ケーススタディ・介護タクシー「事業は急成長、不正な利用も」(読売・15面)

●ダイムラークライスラー社長表明、三菱自工の子会社化検討「早ければ来年に」(毎日・10面)

●ダイムラークライスラー、三菱自工のトラック部門子会社化を検討(朝日・3面)

●独キルヒ倒産更生手続き、W杯、F1など放映・商業権を一手に握る(産経・11面)

●日本車お色直し、著名デザイナー招き入れ(産経・11面)

●自動車メーカー、GWの休暇、最長は三菱の14連休(東京・8面)

●トヨタ、インドで変速機生産、部品・素材の進出加速(日経・13面)

●ブリヂストン・ファイアストンのランペ会長に聞く「復活に手応え」(日経・13面)

ひとくちコメント

国内自動車メーカー各社がGW(ゴールデンウイーク)の休暇計画を明らかにした。きょうの東京、日経などが取り上げている。トヨタ自動車、ホンダなど大半のメーカーは例年どおりの9−10連休だが、販売が伸び悩んでいる三菱自動車工業は、岡崎・名古屋工場の生産部門で25日から5月8日までの14日間と最も長い。

この6月末にはダイムラー出身のエクロート副社長の社長就任が内定しており、トラック部門の切り離しなどドラスティクな経営改革も待ったなし。せめてGWだけでもたっぷり休んで次の一手に備えようということのようだ。

が、折から、ダイムラー・クライスラーのシュレンプ社長は、8日発売のドイツ週刊誌『シュピーゲル』とのインタビューで、資本参加している三菱自動車の子会社化を検討、「早ければ来年にも可能」と表明した。危機感のなかで迎える長期休暇だけに従業員たちも複雑な気持ちだろう。

《福田俊之》

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