ホンダは中国での合弁会社広州本田汽車有限公司が、『アコード』に続く中国現地生産車の第2弾として『オデッセイ』の生産を開始、10日にラインオフ式典を行った。年間販売計画は1万4000台で、販売価格は29万8000元(約474万円)で18日から発売する。
オデッセイは国内に投入している2代目オデッセイをベースに、中国の道路状況や使用条件に合わせて仕様を変更した。2.3リッターVTECエンジンを搭載、最大出力は110kW。EBD付ABSも装備した。
多人数乗りながら乗用車の動力性能や快適性を備え、平日のビジネスユースから週末のファミリーユースまで、幅広いニーズに応える。エンジン、トランスミッションは、広州本田に隣接するホンダの中国での生産拠点で生産する。
広州本田の生産台数は2001年が5万1153台で、02年が5万9000台の見通し。生産能力は今年度末までに5万台から12万台に増強する予定。