犯行は短絡的かつ自己中心的---免許偽造の元警官に有罪判決

自動車 社会 社会

警察官という身分であるにも関わらず、運転免許証を偽造して捜査車両などを運転していたとして、道路交通法違反(無免許運転)と有印公文書偽造・同行使の罪に問われていた32歳の元警官に千葉地裁は10日、執行猶予付きのの有罪判決を言い渡した。

この元警官は1991年の配属以来、偽造した免許証を内部監査の際に提出し、免許を所持していることにしてパトカーなどの捜査車両を運転してきたという。昨年12月に千葉県警で行った内部調査で偽造が発覚。直後に懲戒免職となり、道交法違反や有印公文書偽造・同行使の罪で起訴されていた。

10日に行われた判決で、千葉地裁の下山保男裁判長は「犯行の動機に酌むべき事情はなく短絡的、自己中心的な犯行」として、懲役3年の求刑に対して、懲役3年、執行猶予5年の有罪判決を言い渡した。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【マツダ CX-5 新型】後席はマツダ車トップクラスの快適性、研ぎ澄ませた「3つの価値」とは
  2. サイドミラーの死角を減らせる補助ミラーは、アナログとデジタル、どっちが買い?[特選カーアクセサリー名鑑]
  3. トヨタが米国製3車種を展示へ、日本にない『タンドラ』『ハイランダー』『カムリ』に乗り込める…S耐最終戦
  4. NISMO「L型エンジン用ヘッド」発売に「NAで300psって」「オーラニスモ買えちゃう」など驚きの声
  5. 「カッコ良すぎて気絶しかけた」トヨタ『ハイラックス』新型発表に歓喜の声、日本発売にも「素晴らしい!」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る