マツダは、幹部社員を対象にした新人材育成プログラム「リーディングマツダ21」を導入する。プログラムは、今月15日から開始し、将来の部門長候補を育成する「MX21」と、今夏から開始を予定している将来の経営幹部候補を育成する「ME21」の2つの研修プログラムで構成する。
MX21は幹部社員を対象に、優れたリーダー像を理解し、役割を認識させるとともに、部門長としての視野の拡大や知識、柔軟性の修得を目的としている。マツダのビジネスの理解を広げ、異業種他社のプログラムへの参加や他社からの研修生の受け入れ、課題に対してのグループ討議などを行う。講師はフィールズ社長など、役員が務める。1回の研修参加人数は20人で、期間は3−4カ月。今年度は2回実施する。
ME21は、部門長を対象としたプログラムで、経営幹部の役割・責任を理解させるとともに戦略的で、未来志向の問題解決方法の修得を目的としている。役員との討議、海外関連会社の幹部社員と討議で、将来のマツダを想定したプロジェクトワークに取り組む。研修参加人員は1回20人で期間は4〜5ヵ月で、今年度は1回実施する。