ユーザー負担前払いで確実に廃車処理---自動車リサイクル法

エコカー 燃費

自動車リサイクル法が12日に閣議決定され国会に提出される。今国会中に成立すれば猶予期間を経て2004年にも施行される見通しだ。

リサイクル法が施行されれば使用済み車の適正処理費用として新車購入時にユーザーは約2万円を負担することになる。また使用過程車は施行後の車検時に2万円を支払う。

自動車リサイクル法の法案策定をめぐってはユーザーがいつのタイミングで処理費用を支払うか最大のポイントとなっていた。自動車メーカーは後払い方式を主張したが、後払いではかえって不法投棄が増える可能性があるとしてNGO(非政府組織)などが前払い方式を主張してきた。

前払い方式が採用されたことで確実に廃車処理が行われるとみられる。ただ年間に販売される新車は約600万台に上り莫大な資金が集まる。これを管理する公益法人は資金管理や運用面での透明性確保が求められることになる。

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. マツダ、電動セダン『EZ-6』世界初公開、24年発売へ SUVコンセプトも…北京モーターショー2024
  2. 【ホンダ ヴェゼル 改良新型】開発責任者に聞いた、改良に求められた「バリュー」と「世界観」とは
  3. トヨタが新型BEVの『bZ3C』と『bZ3X』を世界初公開…北京モーターショー2024
  4. 中国製部品の急成長で2025年以降日本製の車載半導体は使われなくなる…名古屋大学 山本真義 教授[インタビュー]
  5. タイヤブランドGTラジアルよりオールシーズンタイヤ「4シーズンズ」発売
  6. マツダ、電動SUVをサプライズ公開、コンセプトモデル『創 ARATA』とは…北京モーターショー2023
  7. Sズキが電動マッサージ器を「魔改造」、25mドラッグレースに挑戦!!
  8. 見逃せない! ホイールのブレーキダスト除去術 ~Weeklyメンテナンス~
  9. 郵便局の集配車が「赤く蘇る」、KeePerが8000台を施工
  10. スバルとスカイラインにフィーチャー…第4回アリオ上尾 昭和平成オールドカー展示会
ランキングをもっと見る