マツダは、軽乗用車『キャロル』の商品改良を行い、内装を一部変更して、運転席・助手席エアバッグを標準装備したほか「超-低排出ガス車」を設定した。同時に『スピアーノ』、『AZ-ワゴン』、『ラピュタ』も超-低排出ガス車認定し、全車種とも17日から発売した。
今回の改良では、キャロルのミレディのFFにVVT(可変バルブタイミング)機構付DOHCエンジンと電子制御4速オートマチックを搭載し、排ガス性能を向上させて、超-低排出ガス車認定を取得した。また、運転席・助手席エアバッグ、フロントシートベルトプリテンショナーを全車に標準装備するとともに、ブレーキアシスト付き4W-ABSをオプション設定し、安全装備を充実させた。
さらに、各機種のシート&ドアトリム生地を変更し、12インチフルホイールキャップは新デザインを採用した。キーレスエントリーのアンサーバック機構を従来のルームランプ点灯式からハザード点灯式にした。
価格はミレディのFFがエアバッグ装備やATの変更で4万5000円アップして88万8000円。