リストラ効果、輸送機械の稼働率が向上

自動車 社会 社会

経済産業省がまとめた2月の製造工業稼働率指数によると1995年を100とした指数で91.3となり3カ月連続で改善した。自動車など輸出関連企業の生産が上向いていることやリストラによる設備廃棄が進んだことが背景にある。

製造工業稼働率指数が3カ月連続で改善したのは約2年ぶり。業種別では電機、一般機械、輸送機械などが改善した。輸送機械はアメリカ向けなどの輸出が拡大し生産が増え指数では3%改善した。

自動車メーカーは日産自動車や三菱自動車などが工場を閉鎖するなど生産部門で大幅な合理化を進めてきた。経済産業省の調べでは輸送機械の国内生産能力は昨年の同じ時期にくらべ9.2%低下している。稼働率の上昇はこうしたリストラ効果の表れともいえる。

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 世界最強の2Lターボ、最終モデル発表に驚きと嘆きの声「これが最後のAMG45系か…」
  2. マセラティが新型車を世界初公開へ、「トライデント」ロゴ誕生100周年を祝う…グッドウッド2025
  3. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  4. あのスバル「プロジェクト・ミッドナイト」が再びヒルクライムへ! グッドウッド2025で記録更新ねらう
  5. BYDのプレミアムブランド「DENZA」、グッドウッド2025で英国デビューへ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
ランキングをもっと見る