リストラ効果、輸送機械の稼働率が向上

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経済産業省がまとめた2月の製造工業稼働率指数によると1995年を100とした指数で91.3となり3カ月連続で改善した。自動車など輸出関連企業の生産が上向いていることやリストラによる設備廃棄が進んだことが背景にある。

製造工業稼働率指数が3カ月連続で改善したのは約2年ぶり。業種別では電機、一般機械、輸送機械などが改善した。輸送機械はアメリカ向けなどの輸出が拡大し生産が増え指数では3%改善した。

自動車メーカーは日産自動車や三菱自動車などが工場を閉鎖するなど生産部門で大幅な合理化を進めてきた。経済産業省の調べでは輸送機械の国内生産能力は昨年の同じ時期にくらべ9.2%低下している。稼働率の上昇はこうしたリストラ効果の表れともいえる。

《編集部》

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