ホンダ、英から米へ『CR-V』輸出

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ホンダ、英から米へ『CR-V』輸出
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ホンダは23日、英国工場製の『CR-V』の北米向け輸出を開始したと発表した。初年度は年間5−6万台を輸出する。

同社の英国工場は年間25万台の生産能力を持つが欧州での販売が減少し稼働率が大幅に低下していた。このため新たな機種を投入し稼働率向上をはかる。CR-Vは北米を中心に販売好調で、昨年は12万台程度を北米で販売した。

これまで全て日本から供給していたが今後は日本と英国の2カ所で生産し半数ずつを輸出する。これにより今年度の英国工場の生産台数は前年度比42%増の18万5000台にまで引き上げられる計画で、来年度以降フル生産体制にもっていく計画だ。

欧州事業が赤字続きのホンダにとって英国工場の稼働率向上は最大の課題であり、台数が多い北米向け車種の生産は有効な手段といえる。しかし英国現地での販売が減少しており、販売の立て直しも早急に取り組まねばならない課題となっている。

《編集部》

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