ダイムラー・クライスラー日本は、メルセデスベンツ『CLKクラス』をフルモデルチェンジして25日から発売した。全面改良は5年ぶりで、「CLK240」と「CLK320」を設定した。世界ほぼ同時の発売となる。
新型車は、フロントのツインヘッドランプからリアエンドまで伸びる流麗なフォルムを演出した。ボディは従来よりも全長を75mm、全幅を20mm、ホイールベースを25mm延長して大型化した。軽量かつ剛性が高い高張力鋼板の使用部位を従来の倍増した。車両重量の増加を抑えつつ、ボディ各部を強化して、サイドウインドウをピラーレスした。空気抵抗係数は0.28とクラス最高レベルを達成。
エンジンは2.6リットルと3.2リットルのSOHC・V6エンジンを搭載した。サスペンションはフロントが新開発の3リンク式、リアがマルチリンク式。内装はドアトリムからダッシュボード、センターコンソールまで一体感を持たせた。
装備面では、ボンネット上のセンサーによって日差しの強さ日射角度を測定し、室温を最適に制御するクライメートコントロールで快適性の向上を図った。ハンズフリーテレフォン機能、VICS対応DVDナビゲーションオーディオTVの機能をセンターコンソール内のカラー液晶画面に統合した新開発マルチファンクションコントローラーや盗難防止警報システム、レインセンサーなどを標準装備。
価格は「240」が590万円、「320」が720万円。
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