日本自動車工業会が25日に発表した2001年度の4輪車生産台数は980万7492台となり、2年ぶりに前年を下回るとともに、1000万台を大きく割り込んだ。
乗用車の生産台数は前の年度に比べ、マイナス1.6%の816万2000台となり、3年ぶりに減少した。普通乗用車は3年連続プラスで過去最高となったが、小型乗用車は2年ぶりのマイナスとなった。軽乗用車は4年連続のプラスとなり、こちらは過去最高だった。また、トラックの生産台数は前年度比6.3%減の158万5900台と、7年連続のマイナスとなった。
2001年度の国内販売は景気悪化を反映し2年ぶりのマイナスとなった。輸出はこのところ堅調だが、国内の需要減退が生産に大きく響いた。