富士重工業は、9月に迎えるスバル4WD発売30周年を記念してスバル『プレオ』に特別仕様車「RSリミテッドII」、「LSリミテッド」、「Fリミテッド」の3車種をリミテッドシリーズとして設定し、7日から発売した。いずれのモデルも装備充実などを行ったが、価格を見直し、一部モデルでは大幅な値下げも行った。軽自動車のニューモデルを用意しなかった富士重としては、各社のニューモデルに価格引下げで対抗することとなる。
RSリミテッドは、RSをベースに、大型ルーフスポイラー、ブラック塗装のアルミホイール、アルミ製のペダル、本革巻きステアリングホイール、クリアタイプのリアコンビランプなどを装備した。WRC(世界ラリー選手権)をイメージさせるWRブルー・マイカを追加設定した。
LSリミテッドはLSをベースに、全長を1550mmとして立体駐車場の利用に配慮するとともに、ライトインライトヘッドライト、クリアタイプのリアコンビランプ、アンサーバック機能付リモコンドアロックを採用して装備を充実した。
FリミテッドはFIIをベースに、仕様装備はそのままに戦略的な価格設定とした。価格は15万2000円値下げして69万8000円からとした。
また、装備を充実しながらもRSリミテッドは3万円、LSリミテッドは1万円それぞれアップに抑えた。