スペインGP終了後オフを取り、スイスの自宅でノリコ夫人とリラックスした休日を過ごしたトヨタのミカ・サロが今週末開催のオーストリアGPへの意気込みを語った。
「スペインで2台ともが完走したことはパナソニック・トヨタ・レーシングの全員にとっていい結果だったね、特に前戦のイモラでは半分も過ぎないうちに両マシンともリタイアに終わっていたからなおさらだよ。まさにこれが前進してるってことだね」
「残りのシーズンにも自信を持って臨めると思うよ。なぜなら僕らにとって不向きな2レースはすでに消化されたからさ。シーズン開幕前から、僕はイモラとバルセロナがチームに合わないと予想していたんだ。両者ともにバンプやカーブが多く、TF102の弱点とも言えるサスペンションに厳しいサーキットだからね。でもこの後のグランプリは路面がスムーズなトラックばかりだから、僕らのマシンに合うはずだ」
「去年の9月にA1リンクでアラン(マクニッシュ)とTF101でレースのシュミレーションを行い、貴重なデータを収集することができた。長いストレートとハードなブレーキングはTF102とミシュラン・タイヤにも合うだろうから、再びトップ10の扉をノックできると期待したいね」とサロ。
A1リンクはかつてサロがミハエル・シューマッハを破ったこともある縁起のいいサーキットだけに、サロのドライビングに期待がかかる。
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