クライスラーのハイブリッド計画、一歩後退---ダッジ『デュランゴ』ハイブリッド

エコカー 燃費
クライスラーのハイブリッド計画、一歩後退---ダッジ『デュランゴ』ハイブリッド
クライスラーのハイブリッド計画、一歩後退---ダッジ『デュランゴ』ハイブリッド 全 1 枚 拡大写真

クライスラーグループでは2003年をメドにガソリン/電気ハイブリッドのダッジ『デュランゴ』を販売する計画だったが、この計画そのものが廃棄されることになった。

デュランゴ・ハイブリッドが中止になった背景には、デュランゴが元々SUVとしては燃料タンクが小さく、モデルチェンジを迫られていたことが大きい。つまりエンジンルームそのものを作り直さないとバッテリーを入れるスペースが取れない、という技術上の問題だ。

しかしクライスラーがデュランゴ・ハイブリッド計画を発表したのは2000年。当時はデュランゴの全販売台数の15%をハイブリッドにする、と強気だった。クライスラーでは「ハイブリッド計画そのものをあきらめたわけではなく、2003年にハイブリッドカーを生産する計画は変わらない。ただ車種がどうなるかが未定」とコメントしている。

フォードも『エクスプローラー』のハイブリッド計画を白紙に戻した現在、やはり大型SUVのハイブリッド化にはまだまだ時間がかかる、といわざるをえないようだ。

●メールマガジン「デイリーニュースランキング」では、毎日、全国のガソリン給油価格を発表しています。あなたはガソリンに払い過ぎているかも---

《Sachiko Hijikata, US editor》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 三菱『デリカD:5』ついにフルモデルチェンジへ! 車名は「D:6」!? 2025年内発表か
  2. 日産『キャシュカイ』改良新型...日本のテイストを取り入れたデザインに[詳細画像]
  3. 初の電動化、6気筒エンジン復活など話題満載!ポルシェ『911』最新世代「6モデル」を一挙スクープ
  4. 「アルファード」フォロワー続々! 北京モーターショーで見た「衝撃の高級ミニバン」10選
  5. 【マツダ MX-30 ロータリーEV 新型試乗】走行レンジは900km!他のモデルでは叶えられない「面白い選択肢」…河村康彦
  6. 総合商社恐るべし!? 伊藤忠がビッグモーター新会社へ社長・幹部ら50人超派遣[新聞ウォッチ]
  7. 世界最高峰の装甲性能、新型SUV『アーセナル』間もなく発表へ…ティザー
  8. ポルシェの売上高と営業利益、過去最高を達成 2023年通期決算
  9. ランチア『イプシロン』、新型は電動プレミアム5ドアに…生産開始
  10. B-SUV市場で勝つための変身…シトロエン『C3エアクロス』[詳細画像]
ランキングをもっと見る