韓国・大宇自動車の再建策が正式に決定---トラブルの根本には触れず

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GM(ゼネラルモーターズ)、大宇(デーウ)自動車、大宇自動車債権銀行団の幹事の韓国産業銀行は、新会社設立で正式調印した。新会社の株式はGMと債権銀行団などが保有する。

資本金は4億ドル(約500億円)で、債権銀行団が33%、GMとビジネスパートナーが67%を出資する。債権銀行団が自動車事業資産に対する出資の見返りとして額面12億ドル、平均年利3.5%の長期転換社債が発行される。

新会社は、旧大宇自動車の3工場と9社の海外販売子会社の資産を引き継ぐ。大宇倒産の引き金にもなった富平(プピョン)工場は、労組が強硬なため、GMが買収を見送ったものの、今後最低6年間、新会社向けに車両、エンジン、トランスミッション、コンポーネント部品の供給を継続する。また、今回の合意では、新会社が6年内にこの工場を取得できる選択権が盛り込まれている。

新会社の初期の営業負債は5億7300万ドル。GMが再建をバックアップして年間50億ドルの売上げを目指す。

《レスポンス編集部》

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