条例よりも暴力団が怖い? 週末の広島で暴走族は騒がず

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広島県警は13日、広島市内における週末の暴走族の活動実態を明らかにした。暴走族追放条例による罰則規定が導入されて以降、二度目の週末となるが、目立ったような混乱も無く、大規模な集会も開催されなかったという。

広島県警では10日深夜から12日に掛けて広島市内でのパトロールを強化。暴走族がこれまで頻繁に週末の集会を繰り返してきた中区のアリスガーデンや袋町公園には、暴走族担当の警察官を直接配置した。

11日には60人以上の暴走族メンバーが集会を目的に公園に集まってきたが、待機していた警察官や市の職員が「集会は取り締まり理由に該当する」と説明すると、これまでのように占拠したりせず、公園を歩き回った後に立ち去ったという。また、平和記念公園などにも70人近くの暴走族メンバーが集まったが、こちらも警官の警備が厳しく、わずかな時間で解散している。

警察では「暴走族追放条例が一定の効果を出している」と説明しているが、実際には暴走族の上位団体である暴力団が集会にストップをかけているとも言われており、しばらくは同様のにらみ合いが続くのかもしれない。

《石田真一》

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