【ワールドカップ】韓国内の移動はソウル、プサンの二大都市を拠点に

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【ワールドカップ】韓国内の移動はソウル、プサンの二大都市を拠点に
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日本から韓国を目指す場合、移動手段は空路と海路の二つがある。九州から移動する場合を除き、大半の方は前者を選択し、そしてそのほとんどはソウル・仁川(インチョン)空港に到着することとなるだろう。インチョンは完成して間もない国際空港で、ソウル中心部から南西約60kmの距離にある。東京の中心部と成田空港程度の距離と考えていただければ適切かもしれない。

韓国内を効率よく動くためには「移動手段にこだわらない」ことが大切だ。長距離移動には鉄道か飛行機、短距離移動はバスかタクシーと割り切ればそんなに不便さは感じないはず。鉄道も飛行機も時間厳守の運行とは言い難いが、時として猛烈な渋滞に巻き込まれる道路よりは必要な時間を把握しやすい。

韓国内でのワールドカップの試合は、北部のソウル周辺の3競技場(ソウル、インチョン、スウォン)、南部のプサン周辺の3競技場(プサン、ウルサン、デグ)と、この二都市の中間地点に当たるデジョン、チョンジュ、クワンジュの3競技場。そして離島であるチェジュ島にあるソギポの合計10カ所で行われる。

このうち、お目当ての試合がソウル周辺3競技場で行われるとしたなら、そのまま空港リムジンバスでソウル市内を目指そう。大韓航空が運営する車体水色の「KALリムジン」と、ソウル市内のバス会社が共同運行する車体赤色の「エアポートリムジン」があり、どちらも高速道路を使用してソウル市内まで1時間程度で移動できる。料金は1万ウォン(約1000円)となる。市内までの移動手段には、料金が半額程度となる路線バスもあるが、一般道経由で所要時間も読めないのでビギナーにはお勧めしない。

また、インチョン競技場はその地名から空港の近くにあるようにも思えるが、実はそうではない。空港は海上を干拓して作られており、競技場がある市街地とは海を隔てた場所にある。試合開催予定日には空港からの直行バスも運行される予定だが、所要時間は遠くにあるソウルよりも長いという逆転現象が起きる。

試合会場がプサン周辺や、クワンジュ、チェジュだったという場合には、リムジンバスで国内専用空港である金浦(キンポ)空港を目指し、そこから空路で移動するのが一番早い。ソウルからプサンやチェジュに向かう国内路線はシャトル便扱いで20〜30分間隔、その他の都市にもほぼ1時間間隔で運行されている。

予約せずに空港に向かっても「ネクストフライト」と言えば、1時間以内に出発する便のチケットが発行されることが多い。韓国民にとって料金の高い飛行機での移動は「最終手段」と考えられているため、混雑時でも意外に空いている場合も多い。ソウル−プサンで7000円ほどの運賃となる。

いずれにしても行動の拠点となる都市をソウルかプサンのどちらかに定めることからスケジュール立案を始めよう。この二都市を中心に各種交通機関は配置されるため、中間点から動くのは非常に不便を強いられる。これだけは絶対に忘れてはいけない

《石田真一》

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