「光と陰」トヨタ1兆円利益の一方でいすゞは…

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いすゞ自動車は、2002年3月期連結決算の通期業績予想が、昨年11月発表したものと比べて、経常損益が80億円マイナスとなり、20億円の赤字に転落するなどの業績の下方修正を発表した。

連結売上高は、予想では1兆5000億円だったが、円安ドル高が進行したこともあって900億円増えて、1兆5900億円となる見込み。しかし、経常損益は60億円の黒字見通しから一転して20億円の赤字に転落、当期損益も180億円赤字額が増えて430億円の損失となる見通しだ。

業績を下方修正するのは、国内トラック市場が低迷、連結対象販社の業績が悪化したことや投資評価損が増加したため。トヨタ自動車、日産自動車、ホンダが過去最高の業績となり、三菱自動車工業、マツダも黒字転換した中で、いすゞだけの落ち込みが目立つ。

《レスポンス編集部》

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