【新聞ウォッチ】新生・自工会、人もクルマもホンダ色じわり……こんなところに

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気になるニュース・気になる内幕——今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2002年5月17日付

●宗国自工会、就任会見で自動車税制「簡素化を」(朝日・13面)

●ソニー、今度は「パグ犬」アイボ、新機種発表、価格は3割安の6万9000円(毎日・8面)

●シリーズ「今どき増収益の秘訣」トヨタ、ホンダ、日産の巻(読売・11面)

●政府、米国の鉄鋼輸入制限、対抗措置きょう通告(産経・9面)

●「自動車盗難防止」官民行動計画の全容判明、今国会に法改正案(産経・30面)

●社説・車リサイクル、さらに責任を明確に(東京・4面)

●トヨタ、名古屋の再開発事業、採算とれず撤退(日経・13面)

●ホンダ、VWなどリコール届け出(日経・42面)

ひとくちコメント

日本自動車工業会が総会を開き、奥田碩会長(トヨタ自動車会長)の後任に宗国旨英・ホンダ会長を正式に選出した。きょうの各紙が宗国新会長の“お披露目”会見の記事を取り上げている。

約40分ほどの記者会見だったが、「自動車税を全面見直し」(日経)などといった自動車関連の税制改正の話題が大半を占めた。ホンダ出身者が自工会の会長ポストに就任するのは初めてのこともあって、宗国会長は終始緊張した表情を浮かべていたが、懇親会では筆者に「多少、本業がおろそかになってもとにかく全力投球する」と意気込みを語っていた。

ところで、宗国新体制では、常任委員会の委員長には大久保博司・ホンダ常務が就任、東京モーターショーを統括する責任者も日産からホンダ出身の加藤和彦理事にバトンタッチした。自工会専用の送迎車もトヨタの『クラウン』からホンダの『レジェンド』に乗り換えられた。新生・自工会もじわりじわりホンダ色を強めている。

《福田俊之》

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