スバルの経営計画---GMとの関係を「量から質」へ

自動車 ビジネス 企業動向
スバルの経営計画---GMとの関係を「量から質」へ
スバルの経営計画---GMとの関係を「量から質」へ 全 1 枚 拡大写真

富士重工業は、2006年度までの5年間をターゲットとした新中期経営計画「FDR−1」を発表した。2010年に日本と米国でそれぞれ1兆円の売上達成をめざし、2006年度に全世界売上台数76万台、売上高1兆8千400億円を達成する。

これは、昨年6月に社長に就任した竹中恭二社長がはじめて策定した経営計画。昨年度までは前社長時代の計画をベースに事業を展開してきたが、これを竹中流に全面的にリニューアル。社内カンパニー制の導入による思い切った経営組織改革をベースに自動車事業の成長ビジョンを描いた。

同社はゼネラルモーターズ(GM)と提携したことで、世界のGM販売網を活用した量的な事業拡大を目指したが、今回の経営計画はGMとの提携効果を“量から質”へと転換する方向性を示した。

共同開発車の検討など、協業に向けた作業を進めるうち、「スバルはGMグループの中で個性的なブランドイメージと独立性を維持していくことが大事」(竹中社長)という思いをさらに強くしたという。

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スバル『レガシィ』生産終了、米工場から最終モデルがラインオフ…36年の歴史に幕
  2. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
  3. 「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く
  4. 日産『マイクラ』新型、全車EVで約320万円から…英国で予約開始
  5. ヤマハの3輪スクーター『トリシティ』が進化! SNSでの注目は「デザイン」と「屋根が付くか」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る