東京で泥酔運転者が事故---遺体は60メートル先まで

自動車 社会 社会

警視庁は17日、泥酔状態でクルマを運転し、赤信号を無視して歩行者を死亡させる事故を起こしたとして、葛飾区在住の24歳の男を業務上過失致死と道路交通法違反(飲酒運転、速度超過)の疑いで逮捕した。被害が大きいため、危険運転致死罪への切り替えも視野に入れて捜査を進めていく方針。

警察の調べによると、この男は17日未明、泥酔状態のままクルマを運転し、葛飾区内で横断中の男性をはねた。事故当時、男の運転するクルマは100km/hを超えるスピードで走っていたとみられ、はねられた被害者の体は衝突のショックで大きく損傷し、衝突地点とされる横断歩道から30〜60メートルの範囲に散乱するような状態となった。このため、被害者の身元なども判明していないという。

警察官が現場に駆けつけたとき、この男は止めたクルマの中で寝ており、アルコール量を調べた結果、泥酔であることがわかった。警察の調べに対しても、事故を起こす20分ほど前まで近くの友人宅で焼酎の水割りを5杯ほど飲んだと供述しているという。

警察では被害が大きいことから、逮捕した男の容疑を近く危険運転致死罪に切り替える方針で、事故当日の男の行動を含め、一緒に酒を飲んでいた友人などからも話を聞いている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スバル『レガシィ』生産終了、米工場から最終モデルがラインオフ…36年の歴史に幕
  2. 「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く
  3. 日産『マイクラ』新型、全車EVで約320万円から…英国で予約開始
  4. 「小さなハヤブサ」と「小さなYZF-R1」が宿っている…同じ250ccスポーツでも全く違う!? スズキ『GSX250R』とヤマハ『YZF-R25』を乗り比べてみた
  5. トヨタと別れ独自開発? BMW『Z4』次期型の最終デザインを占う!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る