買収を恐れるあまり…? 富士重が1400億円もの自己株式を取得に動く

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富士重工業は、自己株式の普通株式を2億1500万株、1400億円を上限に取得する枠を設定したと発表した。この株式数は、発行済み株式数の28.8%を占めて、上限取得価格は現行商法が定める最大枠の設定となる。

富士重では、ストックオプションを導入する予定だが、株数は110万株で、これを充てたとしても2億1000万株以上有り余る。富士重では「あくまでも自己株式を取得可能な枠を設定するだけで、実際に取得するわけではない」としている。

どうやら富士重は商法改正に伴って、敵対的買収がやりやすくなるため、買収の動きがあった場合、自己株式を取得することで対抗するための措置のようだ。果たして富士重の枠設定は杞憂に終わるのか?それとも何か敵対的買収の予兆を感じ取ったのか?

《レスポンス編集部》

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