【新型日産『エルグランド』発表】重箱の隅を突くようなネガつぶし

自動車 ニューモデル 新型車
【新型日産『エルグランド』発表】重箱の隅を突くようなネガつぶし
【新型日産『エルグランド』発表】重箱の隅を突くようなネガつぶし 全 3 枚 拡大写真

新型『エルグランド』を目の前にして思うのは「とにかく大きく、そして車内装備が充実している」ということ。オーナーが楽しむだけでなく、まるでリアシートに乗せたお客様を満足させることに主眼を置いたゲスト志向のクルマでもある。車両を開発する上で注意した点などを日産車体の小宮英治さんから聞いた。

「先代も非常に良いクルマだったと思います。新型ではさらにそれをよくするため、重箱の隅まで突くようなつもりで、私たちがネガティブであると感じていた部分の改良に努力しました」と言う。

そのひとつがエアコンダクトの改良だ。先代モデルでは運転席後方からダクトを後席まで走らせる設計だったため、ダクト部分が車室にはみ出し、それが圧迫感を生む要因になっていたという。新型ではダクトをDピラー部分に埋め込み、後方から前に導く方式に改めた。このため頭上の空間がフラットになり、見た目の開放感は確実に向上している。

また、3列目のシートの跳ね上げ位置を改良し、2カ所で固定できるように改めた。ヘッドレストを取り外すという手間はかかるが、先代よりも後方で固定できるようにしたため、運転席−セカンドシート間の距離を従来より15センチ程度増やせた。もちろんこれはセカンドシートの居住性に寄与する結果となっている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  3. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  4. トヨタ RAV4 新型、PHEVのEV航続は150km
  5. タワーバーだけじゃない! ボディ補強パーツの最新事情と乗り味革命~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る