【トヨタ『アルファード』発表】ディーゼル廃止がFF化の要因か?

自動車 ニューモデル 新型車
【トヨタ『アルファード』発表】ディーゼル廃止がFF化の要因か?
【トヨタ『アルファード』発表】ディーゼル廃止がFF化の要因か? 全 2 枚 拡大写真

トヨタ『アルファード』は『グランビア』、そして『グランドハイエース』の後継となるクルマだ。これらはFRレイアウトを採用していたが、アルファードはFFレイアウトとなった。プラットフォームには『エスティマ』とほぼ同じものが使われており、量産効果がFF化の一因となったのだろうか。

「どうしてもFFでなくては…とか、どうしてもFRでなくては…というものに固執しなかった。最善の結果を選び、このクルマが出来上がっている」とは、チーフエンジニアの岩田秀行さん。アルファードを開発する際、最重要視されたのがエンジンを含むパワートレインだったという。

環境対応を第一に考えた結果、将来性に疑問のあるディーゼルエンジンが候補からまず脱落。さらに排出ガスの問題と、燃費基準の前倒し適用などを考えた上で、他車にも搭載実績のある3.0リットルの「1MZ-FE」エンジンの採用が決まり、これがFF化を後押しする最大の理由になった。エスティマのプラットフォームを最大限活用しようという考えはその後にまわってきて、開発を行っていた際には「あるから使う」程度の感覚だったようだ。

こうして決まったFF化だが、プロペラシャフトが不必要になったことでフロア高を下げることも可能となり、乗降性の悪さが指摘されていた先代モデルの欠点は、この点においては完全に消滅させたとしている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 1回あたり300円、10分で施工できる凄技コーティング、洗車機との相性も抜群『CCウォーターゴールド』が選ばれる理由PR
  2. 【BMW 5シリーズ 新型試乗】シャシー、運動性能、価格。「523i」は最高のバランスを持つ1台…中村孝仁
  3. トヨタ『カムリ』新型が全車ハイブリッド設定で登場!…土曜ニュースランキング
  4. 話題のマツダ『EZ-6』、詳細スペックを公開! 後輪駆動でBEVは600kmの航続距離に
  5. 日産 キックス 新型のスタイルは「堅牢」と「軽やかさ」を両立[詳細画像]
  6. 三菱『RVR』次期型はEVで登場か!? 15年ぶりフルモデルチェンジはこうなる!
  7. 洗練&堅牢、モデリスタがトヨタ ランドクルーザー250 をカスタム[詳細画像]
  8. ニュルブルクリンクで試験中を捕捉!! トヨタ・スープラの最高峰「GRMN」
  9. 疲れ知らずのドライビング体験!シート交換がもたらす快適性の秘密~カスタムHOW TO~
  10. ホンダ ヴェゼル 改良新型、純正アクセサリーで“自分らしさ”を表現する
ランキングをもっと見る