景気底打ち感から買いが続き、全体相場は小幅ながら続伸。輸出関連株に代わり内需関連株が相場の主役となっており、自動車株は引き続きさえない展開。
ホンダが前日比190円安の5400円、トヨタ自動車が60円安の3400円と、ともに5日続落。日産自動車も30円安の938円と4日続落した。素材メーカー、部品メーカーとの値下げ交渉が、好決算を明らかにした後だけに難航している状況。
さらに円高が為替差損をもたらしかねない状況だけに、他のセクターへの資金シフトを誘っている格好だ。富士重工業も反落し、マツダ、いすゞもさえない。
こうした中、日野自動車工業が5円高の371円と続伸。ディーゼルエンジンの燃費性能を従来比1.8倍向上させる新型ハイブリッドシステムを開発したと報じられている。三菱自動車工業、スズキもしっかり。