昨シーズン終了後、休養に入っていたミカ・ハッキネン。久々に家族とともにグランプリ会場に姿を現したハッキネンが、注目される復帰についてコメントした。
「決断を下す前にはまだ数週間あるからね。まずは今週末がどうなるかを見てみよう。まだ時間はたっぷりあるから、それほど気にしてないよ」
昨年より幾分ふっくらした様子のハッキネン。自宅のあるモナコで妻エリヤと愛息ヒューゴくんと充実した日々を送っているという反面、「みんなと共に働くこと、そして勝つこと」に対して未練も感じているという。
昨年9月にハッキネンがインディアナポリスのアメリカGPで勝って以来、勝利から遠ざかってしまったマクラーレン。しかし現在マクラーレンのドライバーを務めるキミ・ライコネンは将来を嘱望される逸材である上、デビッド・クルサードとの契約は来シーズンいっぱいまであると見られており、ハッキネンが実際にマクラーレンからカムバックできるかどうかは微妙なところ。
『マクラーレンが復帰のシートを用意してくれると思うか?』との問いには「もちろん、絶対だよ!」と笑顔で答えていた。