神戸の大学院生拉致・殺人事件の裁判始まる---まずは証拠隠滅罪から

自動車 社会 社会

今年3月、神戸市西区で交通トラブルを原因に大学院生が殺害された事件で、組長の命令でこの事件に使ったクルマの証拠隠滅を図った山口組系の暴力団員2人に対する初公判が24日、神戸地裁で開かれた。

この事件は今年3月4日未明、神戸市西区の路上で駐車を巡るトラブルから、山口組系末原組の組員9人と、現場近くに住む大学院生が口論となった。トラブルの要因になったクルマに乗っていたのは同組の組長だったため、駆けつけた組員が激怒。この大学院生を拉致した上で執拗な暴行を加え、殺害した疑いが持たれている。

24日に行われた裁判では、暴行には直接関与しなかったものの、拉致に使ったクルマを山中に隠すなどの証拠隠滅工作を行った組員2名が法廷に立ち、検察が指摘する証拠隠滅罪の容疑事実を全面的に認め、争わない方針を示した。

なお、実行犯とされ、殺人と拉致監禁の罪で起訴された7人の組員については、来月初旬に初公判が行われる。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  2. メルセデスベンツ『GLC』新型、インテリア先行公開…史上最大39.1インチディスプレイ採用
  3. 「本当に世に出るとは」車重わずか1トンで800馬力V12、「超アナログ」スーパーカー…新型車記事ランキング 8月
  4. ホンダ『フリード』がニューレトロに!? ダムドが専用ボディキットのデザインを先行公開 発売は2025年冬
  5. マツダの新型SUV『EZ-60』すでに4万台の予約殺到! SNSでは「マツダ復権か??」「日本でも売るべき」など話題に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る