「こんなはずじゃあ……」大宇アメリカ、ついに破産

自動車 ビジネス 企業動向

GMが大宇(デーウ)の買収の中にアメリカ国内での営業部門を含めなかったため、時間の問題と言われていた大宇アメリカの倒産が確定した。大宇アメリカは17日に破産法を申請、経営が破たんした。

大宇アメリカでは数年前から保証パーツが韓国から届かない、保証期間内の無料修理に対する支払いが行われない、などほとんど経営が成り立たない状態が続いていた。GMが大宇を買収することでアメリカ国内のディーラーからは期待が集まっていたのだが、GMがすでに国内に充分過ぎるディーラー網を持つこと、アメリカ国内での大宇車の販売を視野に入れていなかったことから買収対象からはずされた。

大宇アメリカでは今後も雇用を確保し、すでに大宇自動車を購入した消費者への対応を続けたい、としているが、ディーラー・消費者が親会社GMを相手取っての集団訴訟、という可能性も浮上している。

《Sachiko Hijikata, US editor》

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