「こんなはずじゃあ……」大宇アメリカ、ついに破産

自動車 ビジネス 企業動向

GMが大宇(デーウ)の買収の中にアメリカ国内での営業部門を含めなかったため、時間の問題と言われていた大宇アメリカの倒産が確定した。大宇アメリカは17日に破産法を申請、経営が破たんした。

大宇アメリカでは数年前から保証パーツが韓国から届かない、保証期間内の無料修理に対する支払いが行われない、などほとんど経営が成り立たない状態が続いていた。GMが大宇を買収することでアメリカ国内のディーラーからは期待が集まっていたのだが、GMがすでに国内に充分過ぎるディーラー網を持つこと、アメリカ国内での大宇車の販売を視野に入れていなかったことから買収対象からはずされた。

大宇アメリカでは今後も雇用を確保し、すでに大宇自動車を購入した消費者への対応を続けたい、としているが、ディーラー・消費者が親会社GMを相手取っての集団訴訟、という可能性も浮上している。

《Sachiko Hijikata, US editor》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  2. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  3. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  4. 【ダイハツ ムーヴ 新型】スライドドア採用にカスタム廃止、大胆進化のムーヴ「四角く見せたくなかった」動きのデザインとは
  5. 「内装は100点満点」フランス生まれの新型プレミアムハッチ『DS N°4』にSNS注目!「いい、凄くいい」の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る