飲酒運転による事故を起こしたら即クビ---千葉県が導入した新規則

自動車 社会 社会

千葉県は27日、6月以降に飲酒運転を行って事故を起こした県職員について、懲戒免職処分を原則とする方針を示した。これまでは死亡事故を起こした際に懲戒免職処分としてきたが、それを強化することとなった。

これは27日午前に行われた定例会見で堂本暁子知事が明らかにしたもの。危険運転罪の導入以後、飲酒運転による事故が起きた際の社会的制裁の度合いが増していることや、県民に模範を示すためには県職員が率先して襟を正す必要があるとの考えから導入されることになったようだ。

同様の処罰は高知県がすでに導入しているが、こちらは飲酒運転の発覚=懲戒免職処分となっている。千葉県は「事故を起こした場合」としており、高知と比べれば一段ほど緩和された条件となっているが、これはアルコール消費量の違いがあると言われている。

県としては公用車を運転中に事故を起こされでもしたらたまらないわけで、6月以降に渡される給与明細書の欄外に「飲酒運転による事故を起こした場合、懲戒免職処分が言い渡されます」という一文を印刷し、職員へ徹底させるという。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 「動画を観る」もっとも良い方法とは? トヨタ車純正ディスプレイオーディオ搭載車の場合は?[車内エンタメ最新事情]
  3. レクサス『IS』改良新型、米国はハイブリッドなし..V6ガソリンだけを設定
  4. 「妄想が現実になった」トヨタがAE86のエンジン部品を発売へ…「復刻だけじゃない」その内容に驚きの声
  5. メルセデスベンツ『GLC』新型、インテリア先行公開…史上最大39.1インチディスプレイ採用
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る