交通トラブルによる傷害事件、「どうして大阪ばかり…」と府警も頭を抱える

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26日深夜、大阪府富田林市内の市道でクルマに乗っていた19歳の少年が何者かに襲われ、ナイフで刺されて重傷を負うという事件が発生した。警察では殺人未遂事件と断定し、現場から逃走したとされる20歳前後の2人組の男の行方を追っている。

警察の調べによると、事件が起きたのは26日の午後11時ごろで、富田林市内の近鉄長野線と市道が交差する踏切付近で、電車の通過を待っていた19歳の少年が運転するクルマに、そのクルマの後方で停止した別のクルマに乗っていた2人組の若い男が「窓を開けろや」と歩み寄り、この少年が窓を開けたところ、いきなり鋭利な刃物で刺したという。

男たちは少年を刺した直後に逃走し、刺された少年も一時はこのクルマを追いかけようとしたが、出血がひどいために同乗者が119番通報を行い、救急車で病院に搬送された。少年は右肩など数カ所を刺されており、全治1カ月の重傷を負った。

警察は殺人未遂事件と断定し、現場から逃走した男たちの行方を追っているが、刺された少年は警察の取り調べに対して「見覚えもなく、どうして刺されたのかわからない」と供述しているという。

大阪では交通上のトラブルを発端とする傷害殺人事件がここ数カ月の間に頻発しており、大阪府警では「どうして大阪ばかりが…」と、その対応にも苦慮している。

《石田真一》

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