三菱自動車工業は、硬式野球部の体制を見直し、4チームある硬式野球部を「岡崎」と「ふそう川崎」の2チームを会社支援存続チームにすると発表した。
同社の硬式野球部は岡崎、京都、水島、ふそう川崎の4チームあり、会社として支援している。ダイムラークライスラーから派遣されたロルフ・エクロート副社長が6月下旬に社長に就任、経営再建を進めている同社は、2002年の公式日程が終了した時点で、岡崎とふそう川崎の2チームに集中する。この2チームの所在地にレベルの高いライバルチームが多く、常時全国レベルで優勝を争えるほか、乗用車、トラック・バスそれぞれの事業で中心的な役割を果たす地区に所在しているためと、している。
京都と水島は、製作所に所属する独自のクラブチームとなって、会社としての支援無しに活動していく予定。