【新聞ウォッチ】日産に次いで、富士重工も初の女性広報部長

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気になるニュース・気になる内幕——今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2002年5月31日付

●三菱・エクロート次期社長表明「中国から部品調達も」(毎日・8面)

●ソクハイ、郵便事業参入検討(毎日・8面)

●ミシュラン、GMと絶縁、「値下げ要求に付き合えない」(毎日・9面)

●日産・ゴーン社長、パリで日仏比較論(毎日・9面)

●政策科学研究会が提言「アイドリングストップでガソリン大幅節減」(読売・13面)

●リストラ決算、業績直撃、自動車減らし過ぎで採用(朝日・11面)

●三菱自系、自動車部品協力会解散へ、系列の枠超えた取引拡大へ(朝日・13面)

●三菱自、2つの野球部への支援打ち切り(朝日・13面)

●オペルの「ヴィータ」リコール届け出(朝日・37面)

●右翼街宣車の無法横行、道路公団全国で黙認(産経・31面)

●鉄鋼大手、自動車向け値上げ要請、10-20%来月から交渉(日経・1面)

●トヨタ、補修部品事業、米で拡充、低価格ブランド発売(日経・13面)

ひとくちコメント

いよいよW杯が開幕。昨夜ソウルでは前夜祭が開かれ、きょうの各紙はその模様を1面にカラー写真付きで報じるなど、早くもW杯の話題一色。産経は「6月3日の休刊日は通常発行します」との社告を掲載。

各紙も休刊日の特別版を発行する予定であり、来週月曜日の紙面もキックオフ後のW杯の記事で溢れかえるだろう。そんなW杯ムードが盛り上がるなか、自動車関連で特筆するようなニュースはほとんど見当たらない。

ただ、日経の「会社人事」欄には、富士重工業が6月1日付発令の人事異動を掲載しているが、興味深いのは、新しい広報部長には堤ひろみさんが就任していること。富士重工では初の女性広報部長という。

堤さんは山口県出身で、早大卒業後、1980年に富士重に入社。商品計画部やマーケティング推進部宣伝グループなどを歴任、この5月から広報部副部長をつとめている。商品計画部時代の上司は、当時係長の竹中恭二社長という。それが縁での抜擢ではなさそうだが、日産といい、広報部門もキャリア女性の進出が著しい。

《福田俊之》

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