4月の事件の模倣犯? 少年による投げ込み事件再び

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30日夜、茨城県千代田町内の常磐自動車道で、高速道路の上を通る陸橋上から丸太が落ち、これに接触した軽自動車のタイヤがパンクするという事件が起きた。茨城県警は「自分がやった」と通報した17歳少年を高速自動車国道法違反の疑いで逮捕している。

警察の調べによると、事件が起きたのは30日の午後8時ごろで、千代田町内の常磐自動車道下り線を走っていた軽自動車のドライバーから「陸橋上から丸太が落ちてきて、これに接触してタイヤがパンクした」という通報が日本道路公団(JH)に寄せられた。

JHが警察に被害を報告したところ、事件から45分後、茨城県警の110番受付センターに対して「高速道路を走るクルマに向かって丸太を投げた。逮捕してくれ」との通報があり、石岡署員が通報のあった公衆電話の横に立っていた17歳少年に職務質問を行ったところ、犯行を認めたため、高速自動車国道法違反容疑で緊急逮捕した。

石岡署管内では先月末にも同様の投げ込み事件があり、別の窃盗容疑で逮捕した17歳の少年2人が犯行を認めたため、逮捕したという経緯がある。今回の事件を起こした少年は別の人物で、警察の調べに対しては「頭がむしゃくしゃしたので投げた。前の事件は知らない」などと話しているという。

警察では4月に起きた事件に触発された可能性も捨てきれないとして、この少年を厳しく追及していく方針だ。

《石田真一》

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