迷彩服で見えなかった? 自衛隊員がクルマにはねられる

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11日夜、青森市の路上で行軍訓練中だった陸上自衛隊青森駐屯地・第五普通科連隊第三中隊の列に運転を誤ったクルマが突っ込み、隊員8人が重軽傷を負う事故が起きた。警察では迷彩服のために発見が遅れた可能性もあるとして捜査を続けている。

警察によると事故が起きたのは11日の午後8時15分ごろで、青森県青森市の路上で行軍訓練をしていた自衛隊員の列に後方から走ってきたクルマが突っ込んだ。この事故で隊員4人が腕や肩の骨を折る重傷を負い、他の4人も軽傷を負った。また、迫撃砲の運搬車両も事故によって破損している。

現場は街灯の無い直線道路だが、自衛隊員は迷彩服を着用した状態で道路左側を1列縦隊で歩行していた。クルマを運転していた27歳の男性は事故の直前まで自衛隊員の存在に気づいておらず、「避けようと思ったときにはもう遅かった」と供述しているという。

第五普通科連隊第三中隊の90人は事故の1時間ほど前に青森駐屯地を出発、小谷演習場までの約40kmを行軍する訓練を行っていた。警察では双方の安全確認に怠りがあった可能性が高いとして関係者から今後も事情を聴く方針。

《石田真一》

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