16歳少年のタクシー強盗殺人に懲役15年の実刑を求刑

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タクシー運転手を殺害し、売上金1万8500円を奪ったとして強盗殺人罪に問われている18歳少年(事件当時16歳)に対する論告求刑公判が12日、神戸地裁で行われた。検察側は「計画的な犯行で酌量の余地はない」として、懲役15年を求刑している。

この事件は2000年12月27日深夜、家出をしていた16歳少年(当時)が、行動を共にしていた17歳少女(中等少年院に送致済み)と共謀し、乗客を装って乗り込んだタクシーの運転手を殺害し、売上金を奪ったというもの。所持金が少なくなってきたため、最初から金品を狙うためにタクシーに乗車しており、運転手が抵抗したら殺すと少女に話していたことなどから、計画的かつ残忍な犯行として強盗殺人容疑で起訴されていた。

12日に行われた論告求刑公判で検察側は「犯行やその前後の少年の行動は合理的で責任能力があるということを考えれば、計画的な犯行で酌量の余地はない。成人であれば無期懲役を求めるところだが、犯行時に16歳だったことを考慮した」として、懲役15年の実刑判決を求めた。

これに対して弁護側は、少年が家庭内暴力でPTSD(心的外傷後ストレス障害)を発症していたと指摘。事件当時はシンナーの影響もあり、何を考えているか正常な判断もつかない状態だったとして、少年院での保護処分を求めている。

ただ、これまでにも弁護側が再三要求してきた精神鑑定は却下されており、検察側の主張が受け入れられる可能性も。

注目の判決公判は9月12日の予定となっている。

《石田真一》

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