名古屋高速道路公社は19日、前日の火災で焼損したケーブルのためにサービス提供が中断されていた道路情報板、非常電話、VICS用の情報提供装置などが27時間ぶりに全面復旧したことを明らかにした。
これは18日の午前3時30分ごろ、名古屋高速道路の高架下にある若宮大通公園で、ホームレスが居住しているダンボールハウスから出火したというもの。火はおよそ1時間で消し止められたが、炎は高架下のボックスに設置されていた光ファイバーケーブルなども焼き尽くし、名古屋高速道の情報インフラの大半が使用不能になった。影響を受けたのは火災現場周辺の非常通報用電話装置11台、道路状況監視用のテレビカメラ2台、通行状況を示す道路情報案内板3基、VICS用の電波ビーコン3台など。
公社では復旧工事を急いだ結果、火災発生から27時間経った19日午前7時までにはこれらの装置を使用可能な状態までに仕上げたとしている。被害額の正式な算定は終了していないが、数百万円規模になるとみられている。
火災発生の原因は消防や警察などが調査を続けているが、ホームレスによる火の不始末が原因と見られている。公社では「予想すらしていなかったトラブル、利用客の皆様にはご迷惑をおかけしました」とコメントしているが、怒りは収まらない様子だ。
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