交通情報インフラが27時間も使用不能---名古屋のダンボールハウス火災

自動車 社会 社会

名古屋高速道路公社は19日、前日の火災で焼損したケーブルのためにサービス提供が中断されていた道路情報板、非常電話、VICS用の情報提供装置などが27時間ぶりに全面復旧したことを明らかにした。

これは18日の午前3時30分ごろ、名古屋高速道路の高架下にある若宮大通公園で、ホームレスが居住しているダンボールハウスから出火したというもの。火はおよそ1時間で消し止められたが、炎は高架下のボックスに設置されていた光ファイバーケーブルなども焼き尽くし、名古屋高速道の情報インフラの大半が使用不能になった。影響を受けたのは火災現場周辺の非常通報用電話装置11台、道路状況監視用のテレビカメラ2台、通行状況を示す道路情報案内板3基、VICS用の電波ビーコン3台など。

公社では復旧工事を急いだ結果、火災発生から27時間経った19日午前7時までにはこれらの装置を使用可能な状態までに仕上げたとしている。被害額の正式な算定は終了していないが、数百万円規模になるとみられている。

火災発生の原因は消防や警察などが調査を続けているが、ホームレスによる火の不始末が原因と見られている。公社では「予想すらしていなかったトラブル、利用客の皆様にはご迷惑をおかけしました」とコメントしているが、怒りは収まらない様子だ。

★★★2002年夏のボーナスでねらうカーナビはこれで決まり! 春夏の新製品の詳細解説&試乗リポート。そしてメーカーにあなたが提案:アンケートに答えてQUOカードをもらおう!! ---

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. セナのF1マシンにインスパイア、12台限りのロータス『エミーラ』が公開…IAAモビリティ2025
  2. フェラーリ『849テスタロッサ』、日本初披露…価格は6465万円から
  3. 日産の新デザイン、『セントラ』新型を米国発表…「Vモーショングリル」に新解釈
  4. 「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く
  5. トヨタ『ランドクルーザー250』、米2026年型は今秋発売…日本にない326馬力「i-FORCE MAXハイブリッド」搭載
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る