ボーイング君もいいけど、エアバス君もいい---富士重が堂々の2マタ戦略

自動車 ビジネス 企業動向
ボーイング君もいいけど、エアバス君もいい---富士重が堂々の2マタ戦略
ボーイング君もいいけど、エアバス君もいい---富士重が堂々の2マタ戦略 全 1 枚 拡大写真

富士重工業は、欧州航空機メーカーのエアバス社が開発している次世代超大型機『A380』プログラムに参画し、垂直尾翼の前縁、後縁構造などを生産する契約を締結したと発表した。富士重がエアバスと航空機開発で契約するのは初めて。

次世代航空機の開発では、米国のボーイングが超高速機、欧州のエアバスが超大型機で、争っている。日本の航空機メーカーはほとんどがボーイングに参画、富士重も開発陣営に加わっているが、エアバスにも参画する。

A380は標準555席クラスの超大型機で、2006年初頭の就航を計画、これまで9社から97機を受注している。富士重はA380の機体を構成する垂直尾翼の前縁、後縁構造、垂直尾翼翼端、垂直尾翼付根フェアリングの生産を担当する。

富士重は、航空機製造業界でエアバス、ボーイングどちらが生き残っても大丈夫な布陣を敷いた。

●市場のチェック漏れはありませんか。メールマガジン「デイリーニュースランキング」では、毎日、自動車業界の株価の動向をウォッチングしています。ぜひ読者登録を。---

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ハイラックス』新型、まずはディーゼルの5グレードを豪州発売…約355万円から
  2. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  3. メルセデスベンツ、新型電動ミニバン『VLE』を2026年3月世界初公開へ
  4. トヨタ『RAV4』新型、ジェイテクトの協調操舵技術「Pairdriver」初搭載
  5. 「5速MTを残すのは漢」新型スズキ『ワゴンR』に反響続々! デザイン統一にも「思い切ったな」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る