ボーイング君もいいけど、エアバス君もいい---富士重が堂々の2マタ戦略

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ボーイング君もいいけど、エアバス君もいい---富士重が堂々の2マタ戦略
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富士重工業は、欧州航空機メーカーのエアバス社が開発している次世代超大型機『A380』プログラムに参画し、垂直尾翼の前縁、後縁構造などを生産する契約を締結したと発表した。富士重がエアバスと航空機開発で契約するのは初めて。

次世代航空機の開発では、米国のボーイングが超高速機、欧州のエアバスが超大型機で、争っている。日本の航空機メーカーはほとんどがボーイングに参画、富士重も開発陣営に加わっているが、エアバスにも参画する。

A380は標準555席クラスの超大型機で、2006年初頭の就航を計画、これまで9社から97機を受注している。富士重はA380の機体を構成する垂直尾翼の前縁、後縁構造、垂直尾翼翼端、垂直尾翼付根フェアリングの生産を担当する。

富士重は、航空機製造業界でエアバス、ボーイングどちらが生き残っても大丈夫な布陣を敷いた。

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《レスポンス編集部》

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