自治体関係者が過積載を命じた!? ---過積載業者の資料から判明するか

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大阪府警は25日、部下の運転手に恒常的に過積載を命じていたとして、門真市に本社を持つ産業廃棄物運搬会社の社長を24日までに道路交通法違反(過積載下命)の疑いで逮捕したことを明らかにした。また、同社に汚泥処理を依頼していた吹田市下水道局や、アサヒビール吹田工場などの関係先を同日までに家宅捜索している。

警察の調べによると、この会社の運転手が今月3日、アサヒビール吹田工場から引き取った汚泥を岡山県の処理場まで運搬する際、中国自動車道の中国吹田インターチェンジ付近で行っていた過積載の一斉取締りで8トン積みのトラックに、14トンを積んでいるところを発見され、道交法違反(過積載)容疑で検挙された。

警察がこの運転手から事情を聞いたところ、会社の命令により、日常的に過積載が行われているという現状がわかり、会社の家宅捜索と同時に、この会社に運搬を依頼していた吹田市下水道局やアサヒビールなどの関係先の家宅捜索と、資料の押収を行った。

その結果、これら取引先から出る汚泥を過積載状態で運搬していた疑いが濃くなり、容疑が固まったとして、同社の社長も道交法違反(過積載下命)の疑いで逮捕したという。

関係先から押収した資料の分析は現在も続けられているが、依頼した側も排出量や、それを運び出す回数などから過積載の事実を把握していた疑いが非常に高いとみて、今後は吹田市やアサヒビールの関係者から事情を聞く可能性もあるとしている。

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《石田真一》

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