職を失うのが怖かった…。15年間も無免許運転を続けた元警官に判決!!

自動車 社会 社会

更新を怠るというミスで免許証を失効させ、無免許状態のまま捜査用車両の運転を15年間続けていた沖縄県警の元警察官に対し、那覇地裁は27日、懲役1年6カ月(執行猶予3年)の有罪判決を言い渡した。

この元警察官は1982年、更新日を忘れるというミスによって運転免許証を失効させたにも係わらず、その後の15年間に渡り、無免許状態のまま職務を続けていたという。内部の監査がある際には妻の免許証に自分の顔写真を貼った偽造免許証を作り、ワープロ文字を貼りこんだコピーを提出するに留めていた。1997年にこうした偽造行為が明らかになり、同年に諭旨免職処分となっている。

27日の判決公判で那覇地裁の林田宗一裁判長は「免許失効によって警察官の職を失うと危惧感を抱いたことによる犯行で、刑事責任は決して軽視できない。しかし、諭旨免職処分などすでに社会的制裁を受けている」と述べ、懲役2年の求刑に対して、懲役1年6カ月(執行猶予3年)の有罪判決を言い渡した。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「カッコ良すぎて気絶しかけた」トヨタ『ハイラックス』新型発表に歓喜の声、日本発売にも「素晴らしい!」
  2. トヨタが米国製3車種を展示へ、日本にない『タンドラ』『ハイランダー』『カムリ』に乗り込める…S耐最終戦
  3. 「ソウルレッド」も完全再現!クルマ用塗料を使ったマツダ公式『ロードスター』スマホケース発売
  4. NISMO「L型エンジン用ヘッド」発売に「NAで300psって」「オーラニスモ買えちゃう」など驚きの声
  5. 【マツダ CX-5 新型】後席はマツダ車トップクラスの快適性、研ぎ澄ませた「3つの価値」とは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る