担保として預かったクルマは勝手に売却して良い…わけはない!!

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青森県警は27日、担保として預かったクルマを勝手に売却して不当に利益を得ていたとして、50歳の貸金業の男を背任容疑で逮捕したことを明らかにした。被害総額は1000万円を超えるとみられている。

警察の調べによると、この男は客からクルマを担保として預かり、金を貸し付けていた。ただし、正当な査定は一切行わず、どのようなクルマでも15−30万円の範囲でしか貸し付けを行っていなかったとみられている。

直接の逮捕容疑は昨年9月、弘前市内の客に15万円を貸す際に担保として預かったクルマを、この客には無断で売却したことによるもの。売却で得た金は約91万円で、客に対してはいろいろな理由を付け、差額の返金も行わなかった。

青森県内では、自動車金融にまつわるクレームが県の消費者センターなどに数多く寄せられており、警察が調べたところ、この男の存在が浮上した。売却益の総額は1500万円を超えており、貸した金を差し引いたとしても1200万円近い金を不正に得ていたものとみている。警察ではクルマの販売ルートなどについても厳しく追及する方針で、契約時の説明によっては詐欺容疑での立件も視野に入れて捜査を進めていくとしている。

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《石田真一》

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