救急車がサイレンを鳴らしても、警告しても、関心ない人には意味が無い?

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30日午後、大阪府吹田市の府道交差点で、重傷患者を乗せて緊急走行中の救急車と、26歳男性の運転する乗用車が出会い頭に衝突するという事故を起こした。搬送中の患者は別の救急車で再搬送されたが、4時間30分後に死亡している。

警察の調べによると事故が起きたのは30日の午後3時ごろで、大阪府吹田市竹見台4丁目にある新御堂筋側道の交差点を、赤信号のために注意喚起しながら減速通過しようとした大阪市消防局の救急車に、青信号で交差点に進入しようとした乗用車が衝突した。この事故で救急車は側面が大破して自走不能になり、自宅で胸に重傷を負ったことで搬送中だった患者は、事故から15分後に到着した別の救急車に乗せ換えて再搬送を行っている。しかし、事故から4時間半後の19時30分ごろ、多臓器不全などが原因で死亡し、警察や病院が衝突事故との関連を調べている。

衝突したクルマを運転していた26歳の会社員は軽傷を負い、助手席に乗っていた妊娠9カ月の妻や、救急車の車内で応急措置をしていた救急隊員も無事だった。

警察では青信号で通過しようとした会社員が事故の瞬間まで救急車の存在に気がつかなかったと語っていることから、交差点への進入速度がどの程度だったのかとなど、慎重に捜査を進める方針。

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《石田真一》

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