【トヨタ『プロボックス/サクシード』発表】ビジネス専用デザインの理由

自動車 ニューモデル 新型車
【トヨタ『プロボックス/サクシード』発表】ビジネス専用デザインの理由
【トヨタ『プロボックス/サクシード』発表】ビジネス専用デザインの理由 全 3 枚 拡大写真

従来の商用バンは乗用のワゴンをもとに、装備を簡略化して仕立てたものが基本だった。しかし『プロボックス/サクシード』は、シャーシから専用のものが開発された。その理由をデザイナーにうかがった。

デザインを担当したトヨタ自動車第2開発センター・第2デザイン部特命グループ長の市野善清さんによると、「今までの方法は無駄が多かった」という。 「今までは乗用ワゴンの部品をはぎ取って、バン用の部品を取り付けたり。しかし商用バンを徹底的に追求すると、乗用バンの流用ではユーティリティに限界が出てくる。そのためにも流用ではなく、商用として“これ一台で完結”というものを作りたかった」と語る。

そこで気になるのはコストの面。開発費も専用で負担になるわけだ。市野さんによると「過去の『カローラバン』や『カローラバン』の例を出すと、10年近くのロングライフ商品。プロボックス/サクシードでも長いスパンで見れば、丸っきり新しく作ってもコストは(派生車と)変わらない」とのこと。

なおインタビューした市野さんは、『ヴィッツ』『ファンカーゴ』『bB』のデザインを担当。肩書きの特命グループとは、トヨタ第2デザイン部の中において、主に先行開発を行なう部長直属の部門。

★★★2002年夏のボーナスでねらうカーナビはこれで決まり! 春夏の新製品の詳細解説&試乗リポート。そしてメーカーにあなたが提案:アンケートに答えてQUOカードをもらおう!! ---

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. これが最後のガソリンエンジンか!? BMW『X5 M』が歴代最強の700馬力オーバーに
  2. スイスポ最終モデルの完全進化形! BLITZが手掛けた“走りと快適”の完熟セットアップPR
  3. 「効き」の違いが分かる!プロが教えるLSDベストセッティング入門~カスタムHOW TO~
  4. 月額500円、新型ドライブレコーダー付き自動車保険 東京海上日動が2026年1月に発売
  5. BMWの電動スクーター『CE 04』、3つの新デザインバリエーション発表
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  4. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る